コラーゲンとリハビリ
こんにちは。
かるヨガ、江口です。
前回は身体の柔らかさとコラーゲンが関わっているさわりをお伝えしました。
㈱ニッピ バイオマトリックス研究所 所長の服部先生には本当に感謝しております。
服部先生のお話がなかったら、私の今のリハビリは行えておりません。
コラーゲン
そもそも、コラーゲン=ぷるぷる~ みたいなイメージがないですか?
私はありました。
でも、コラーゲン線維自体はぷるぷる~ではないんですよ。
線維自体はめちゃくちゃ強靭で、簡単には溶けません。
めちゃくちゃ強いので、むしろ煮て皮を作るのに利用されていました。
人間の身体でいうと、アキレス腱はほぼコラーゲン線維で成されています。
めちゃくちゃ強いです。
体重が何十キログラムあって、それを片脚ジャンプなんていったら、
ある論文では800kg以上の負荷がかかっていると。
そんなコラーゲン線維から、ぷるぷる~となぜ話がいくのでしょうか?
実は、コラーゲン線維は3本らせん構造で、その構造なら水分を多く保有
できるのです!
だから、コラーゲン線維が伸びる~とかでなく、その周りにある水分量で
ぷるぷる~
となったり、するんですね。
(ちょっと話が端折りすぎかもですが、難しい話は置いておいて・・・)
では、人体においてのぷるぷる~は置いておいて、のびのび~には
どのように関係してくるのでしょうか?
加齢変性からくるコラーゲン線維の状態をみると分かりやすいです。
服部先生よりプレゼントしていただいた参考図書よりの引用です。
画像に貼り付けます。
図の通り、コラーゲン線維が強くなるために、成長(大人になる)にあたり、
架橋といって、線維同士を強く結びつけます。
細胞代謝を繰り返し老化してくると、架橋が増え、強くなるを超えて
柔軟性に乏しくなってくるのです。
進化と退化は表裏一体なのですね・・・。(はかなさを感じます。)
ということで、このコラーゲン線維の架橋(つながり)と
コラーゲン線維の3本らせん構造が多く水分を含めるということが
身体の柔軟性に大切なんです。
だいぶ、言葉の使い方が乱暴だったり、意味合いが多少なりと違っている
場合はお教えください。
では、次のブログではコラーゲン線維が筋肉の柔らかさにどう関係しているのか、
もう少し詳しくお話していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。