コラーゲンと筋肉
こんにちは。
かるヨガ、江口です。
前回はコラーゲンというのは、ぷるぷる~ではなく、かっちかち。でも3重らせん構造で、
お水をたっぷり含めるんですよ。ということを話しました。
では、今回は実際に筋肉においてコラーゲン線維はどこにあるのか?
をお伝えします。
みなさん、筋肉にどんなイメージをもたれていますか?
スーパーに売っている鶏肉(モモが分かり安ですよ。)を
よーく、みると一本一本の線がありませんか?
そうなんです。筋肉はすじの集まりなんです。
そのすじ一つ一つがばらばらになったら嫌ですよね?
だから、ラップに包むように、一本一本が膜につつまれています。
それがいわゆる、筋膜です!
もっと言うならば、その一本一本は一番内側の筋内膜というもので、
ある程度の本数が束になったものを包むのが筋周膜で、
束が集まって筋肉の形になったものを包むのが筋外膜といいます。
最近は、首都大学東京の竹井先生のご活躍もあって、筋膜リリースなど
筋膜がちまたでも広まってきました。
その筋膜こそがコラーゲン線維です。
(ざっくり言うと・・・ですが)
私が研究として鶏もも肉を買って、すじなどをみた動画をアップしておきますね。
私はこの鶏もも肉を買って、筋膜をみたかったのですが・・・
よくよく考えるとあやしくて危ないやつですね・・・。
でも、理学療法士の方々なら気持ちが少しは分かってくれると思います。
学生時代は献体をお借りして、解剖学実習を行えましたが、
臨床にでると研究者以外は再度みる機会なんて得られないですよね?
高額な研修費を払うか、かなり強力なパイプがない限り・・・。
私はそれでもみたくてみたくて仕方がなくて。
それなら身近でやれることをやってみよう!ということで。
子供たちを寝かせた後に夜な夜な買ってあった鶏もも肉を冷蔵庫から取り出し
まな板の上で、あっちでもないこっちでもない、引っ張ったり押したり
して、コラーゲン線維の硬さとほぐれる方向を手で実感しました。
すごく勉強になったと個人的に思っています。
その鶏もも肉さんは、ちゃんと最後に唐揚げ風に焼いておいしくいただきました(^^♪
話がそれてしまいましたが、
今回は筋肉のどこがコラーゲン線維かをお伝えしました。
次回はそのコラーゲン線維=筋膜がなんで大切かをお伝えします。
筋肉は確かに伸び縮みしますけど、そもそもその包まれる膜同士がくっついていたら?
なーんて考えると、察しの良い方は大切さがイメージできるかもしれませんね。
また次回にお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございました。